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2007/07/29

antec ARIAに9CMファンをつける

夏に向けてメインマシンを冷やすことにした。

そもそもメインマシンは、PenMで組んでおり、
CPUは低発熱で、100℃まで耐えられる。
通常、BIOS読みでも40℃~50℃で推移し問題ない。
しかしこの前、ふとSpeedFanの表示を見ると、
チップセット(i915GM)が70℃を超えており、実際にシンクに
触れてみると、熱さで思わず手を離すほどだった。

ただ、ウチのメインマシンは、
コンパクトさに拘って選んだantecのARIAという
窒息PCケースであり、外部から空気を入れられない。
(ariaに関しては、この記事を参照。
また、ARIA/NSK1300のwikiも役立つと思う。)

せめて、ヒートシンクのみになっている
チップセットに風を当てて冷やしてあげたいと思い、
ARIAの説明書(pdfファイル)を読んだところ、
専用のファン取り付け金具がついているようである。



枠内説明書から引用。

Optional Adjustable Fan Bracket

Aria includes an optional fan bracket designed for use with aftermarket CPU heatsinks.
This fan bracket can accommodate fans up to 92mm, but we suggest you use an 80mm fan.


To use the optional fan bracket:

1. Remove the adjustable sliding rails from the tool box and attach them to the bottom of the power supply.
2. Attach a cooling fan to the bracket.
Be sure that the fan is blowing in the proper direction;
most heatsinks perform best when the fan is blowing air down onto the heatsink.
For best results, please contact your heatsink manufacturer.
Many fans have arrows on the side to show the direction of the airflow and the rotation of the fan blades.
3. Adjust the position of the fan over the heatsink.


んで、ケースの化粧箱を探して見つけたのが、コレ。

       ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
       (.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
        |i i|    }! }} //|
       |l、{   j} /,,ィ//| 俺は『ARIAに追加ファンをつけるための
      i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ  ブラケット』を見つけたつもりだった。だが、
      |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ | それは訳のわからない鉄製パーツだった。
    /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人     
   /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ 何を言ってるのか わからねーと思うが
  ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉  俺も何をされたのかわからなかった…
  |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ     頭がどうにかなりそうだった…
  // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
 /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \ 催眠術だとか超スピードだとか
/ //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ
ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }      断じてねえ
`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...  イ  
                    もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

AAで表すと、こんな感じに訳わからんブラケットだった。
そもそも説明文の
1. Remove the adjustable sliding rails from the tool box
and attach them to the bottom of the power supply.
から、意味がわからない。
「パワーサプライ(電源)の底に、レールを設置してください。」
って言われても、電源にそれらしき穴とかないんだけど…
そんなわけで、これは使わないことにした。w


(後日追記!!!)
後継機、NSK1300の説明書(pdfファイル)を読んでみたら、
なんと日本語な上、図入りで丁寧に書いてあるではないか!

う~ん、なるほどっ。
右下の図を見ると、曲芸状態でファンを吊るすことがわかる。
これじゃファンが不安定で、カタカタ鳴りそうな気がするけど…
でもとりあえず謎が解けてスッキリである。w



んで、自力でファンを固定することに決めた。
ARIAには小さい中に3台のHDDを設置するスペースが設けられ、
このうち、マザーの直上にあたる部分の3.5インチベイに
市販のファンを設置することにした。

とりあえず、ファンがないと始まらないってことで、
2chの「ファン総合スレ」のテンプレにあって
評判が良さげな"サイズ 鎌フロゥ9cm超静音 (1600rpm)"を買った。
1000円強だった。


これを3.5インチベイにつける部品を探すのに一苦労した。
なぜなら、3.5インチベイにファンをつける部品としての
パーツは売っておらず、代用できる製品を探す必要があるからだ。
祖父町田店店頭には、幸いにもARIAの後継で同型機NSK1300
展示してあり、これの3.5インチベイでハマりそうな製品を探せた。

結果、ainexのHDM-09という5インチベイに3.5インチHDDを
マウントする金具がどうも合いそうだったので、買った。
祖父価格350円。失敗しても、サブマシンに使えばいいや。と。

こんなやつです。「HDD変換マウンタ」って商品名。

帰宅して、いろいろ取り付け方を試行錯誤しました。
結果的に2~3通りの方法で取り付けできたわけですが、
駄目な方法があり、それが3.5インチベイに密着させる方法。
これは、ファンの空気吸引口がふさがれて、
せっかくの超静穏が無駄になってしまいます。
これにさえ気をつければ、あとは風を当てたい方向に向け
いい感じにつけれると思います。自由は利き難いけど。w


ARIAのHDDマウンタを下から見た写真です。
HDM-09がついている部分が、3.5インチベイになってる。
ちなみに、その左右の溝にHDDをぶら下げる形で収まる。


側面から見た写真。
固定式にできるかと思ったら、なぜかいい感じの稼動式に。w
上下に動いてくれて、好きな場所で止まります。


正面から見た写真。PX-716Aの真下の3.5インチベイ。


背面から見た写真。
どういう風についてるかこの写真で一目瞭然?


HDDを取り外し、HDDマウンタだけを設置した側面写真。
撮影のためにメモリも抜いている。
CPUクーラーとチップセットシンクの真上に
鎌フロゥ(9cmファン)が見事に配置されているのがわかる。
俺的には大成功である♪(自己満足やね。)


HDDを取り付けたHDDマウンタを設置した側面写真。まさに窒息!
そりゃ、熱源(CPU・HDD・メモリ)が集中した場所に、
ヒートシンクのみのファンレスチップセットじゃ温度上がるわな。w


反対側から撮影した写真。
TVキャプチャカードが写っている。(笊についてたシンクを張ってる。)
裏側にある8600GTSは下の写真参照。。


リドテク86GTS with VF900cuLED(笊)。
(写真で紫に写っている部分は、デジカメの不具合で、本当は青。)
こんだけ最大限に窒息状態で使っている人も珍しいんじゃないだろうか。w
しかも、300W電源で要補助電源なグラボってかなり無謀?w


最後に、HDDマウンタを抜いて、上部からの写真。
チップセットとCPUファンの位置関係がわかるだろうか。
(ちなみに、ARIAのメモリーカードは抜いてある。)


肝心のチップセットの温度であるが、思わぬことに下がった!w
ファン設置後、56℃になったのである。
それでも高いんだろうけど、窒息ケースにしてはスバラシイ。

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